つれづれなる備忘録

日々の発見をあるがままに綴る

Google Colabでpython4 ~ pipインストール

 今回はGoogle Colabで利用可能なモジュールを表示する方法と、新たにモジュールをインストールする方法について紹介したい。

1. Colabのモジュール、バージョンの確認

Google Colabにインストールされているpythonモジュールとバージョンを確認するには、ノートブック上で

!pip list

としてセルを実行する。実行結果を以下に示すが、モジュール数が多いのでスクロールして確認する必要がある。

"pip listの実行結果"
pip listの実行結果

使用したいモジュール・バージョンがリストに表示されていれば、そのままimportして使用することができる。

2. Colabにモジュールをインストール

 pip listで調べた結果使用したいモジュールがリストにない場合はpipでインストールすることができる。インストール自体は

!pip install 'モジュール名'

とする。例えばMeCabをインストールするには

!pip install mecab-python3

とすると以下のようになりmecabが利用可能になる。

"MeCabをpipでインストール"
MeCabをpipでインストール

!pip listで改めて確認すると

"!pip listでのインストール確認"
!pip listでのインストール確認

確かにmecab-python3がインストールされていることがわかる。

ただし、この方法のインストールは90分/12時間ルールにより時間がたつと初期化されるため、初期化ごとに毎回インストール作業が必要になる。Google Colabの使い方まとめ - Qiita そこでGoogle Driveにモジュールをインストールするという方法が紹介されている。Google Colab/Drive に pip インストール: これなら消えない😃 - GGCS ごたごた気流調査所

Google Driveをマウントした上で、!pip install --target パス名 モジュール名とすると確かに指定したフォルダにモジュールがインストールされるが、自分が試した範囲では時間が経つとインストールしたモジュールを認識しない。(もう少し試して、うまくいったら続報という形にしたい)

3. まとめ

 今回はGoogle Colabで利用可能なモジュールを表示する方法と、新たにモジュールをインストールする方法について紹介した。毎回新たにインストールするのを防ぐためにGoogle Driveにモジュールをインストールする方法については、成功したら別途記事にしたいと思う。

→後日解決

atatat.hatenablog.com