つれづれなる備忘録

日々の発見をあるがままに綴る

Tinkercadによるマイコンシミュレーション1

 今回から久々にTinkercadの記事を再開したいと思う。Tinkercadがアップデートされてmicro:bitのシミュレーションができるようになったので紹介したい。

1. micro:bitとは

 micro:bitとはイギリスBBCが作った教育用のマイコンボードで、イギリスでは11~12歳の子供全員に無償配布されている。(プログラミング教育が進んでいる!)LEDアレイや加速度センサ、磁気センサなどが搭載されており、またコードはWebブラウザ上で作成することができ、ブロックとPython環境が用意されている。詳しくは

sip.dis-ex.jp

本家サイトは以下

microbit.org

日本ではArduinoと同様にスイッチサイエンスなどが販売している。

www.switch-science.com

2. Tinkercadでのmicro:bitのモデル

 Tinkercadコンポーネント-すべて-からマイクロコントローラのところを見ると、従来はArduinoとATtinyのみだったが、micro:bitとmicrobit:with Breakoutが追加されている。

"Tinkercadのマイクロコントローラ"
Tinkercadのマイクロコントローラ

とりあえずスターターからmicco:bitのモデルをドロップすると以下のようになる。

"micro:bitモデル"
micro:bitモデル

またコードについてはブロックのみになっていて、左側のブロックを右側にドロップしてプログラムを作成する。

"ブロックによるコーディング"
ブロックによるコーディング

3. micro:bitのシミュレーション

 シミュレーションを開始すると、LEDディスプレイ上に"0"を表示する。なお右側の温度、照度、振動などシミュレーション中に動かすことができるので、検出して何か動作するようにプログラムすることができる。 その他ラジオによる無線通信もプログラムすることができる。

"micro:bitのシミュレーション"
micro:bitのシミュレーション

4. まとめ

 今回はmicro:bitの紹介とTinkercad上でのシミュレーション動作について紹介した。