今週のお題「暑すぎる」
最初はスマホが原因で熱中症になることかと思ったが、スマホの温度が上昇して電源が落ちるなどの状況を指すようだ。
PCなど使っていれば、(個人的には経験がないが)CPUの熱暴走などで異常な温度を検知すると安全機能が動作してシャットダウンするのと同じ現象だと思う。
iPhone SEの仕様を見てみるとiPhone SE - 仕様 - Apple(日本) 動作環境温度は0~35℃、保管時(電源落としている状態)で-20~45℃となっている。
実際、気象台の観測温度が35℃の状態で街中に出ると、アスファルトやビルの構造で40℃以上になっていることがあるので、その状態で使用するのは望ましくないということになる。
動作環境温度を越えたからといってすぐに使用できなくなるわけではないが、ゲームや高画質動画の閲覧など電力消費が激しいアプリを使用すると環境温度+スマホの発熱で高温を検知して安全機能が動作する可能性がある。ただ炎天下で長時間スマホを使用すると人間の方が熱中症になってしまうだろう。
どちらかといえば、車中にうっかり長時間置きっぱなしにしてしまうと車内温度が70℃近くになることがあるので、そちらの方を注意した方がよいだろう。
iPhone-SEの場合は動作温度が35℃までだが、スマホやノートPCでMIL-STD-810H(米軍の使用環境)に準拠した試験での動作確認(保証はしていない)しているものがあり、例えば AQUOS sense3 SHV45のスペック・性能|AQUOS:シャープだと55℃/5hで試験を行っている。(勿論動作アプリによって結果が変わってくると思われる)
いずれにせよ、今後世界的に平均気温が上昇していくと身の回りの電子機器の推奨温度を高くできるように開発・設計していく必要が出てくるだろう。